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2005 年度 実績報告書

準マイクロ波電波吸収リサイクルボードの開発

研究課題

研究課題/領域番号 16510058
研究機関名古屋工業大学

研究代表者

川辺 伸二  名古屋工業大学, 工学研究科, 教授 (20252314)

キーワード電磁波 / マイクロ波 / 電波吸収 / リサイクル / プラスチック
研究概要

準マイクロ波帯の電波吸収リサイクルボードの作製に関して次の3点について検討を行った。
1)地上波デジタルテレビが使用するUHF帯の周波数帯における平行二線線路測定法を製作し、測定の精度の向上を図った。600MHzを測定の中心周波数として検討を行った。
2)建築空間においては、電磁波が壁天井床に垂直に入射するとは限らず、斜め入射の電磁波の電波吸収特性も重要な検討項目である。そこで、垂直入射と斜め入射の反射減衰量を検討するために、斜入射用平行二線線路測定法を開発し、検討を行った。2つの線路のなす角を90度とし、それぞれの線路の供試体に入射する角度は45度とした。2つの線路の対称性を保ち、電波吸収特性として供試体の反射減衰量を測定した。
3)建築材料のリサイクルも視野において、安価で、比較的電波吸収特性が高い電波吸収リサイクルボードを作製した。廃プラスチックと古紙、木片を原料とするリサイクルボードを作製し、電波吸収材料を混入させて電波吸収リサイクルボードを作製した。今回の実験では、十分な電波吸収特性を得ることはできなかった。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2005

すべて 雑誌論文 (1件)

  • [雑誌論文] 平行二線線路によるUHF帯用電波吸収体の研究2005

    • 著者名/発表者名
      河辺伸二, 池田哲夫, 王大鵬
    • 雑誌名

      日本建築学会構造系論文集 592

      ページ: 1-5

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より

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公開日: 2007-04-02   更新日: 2016-04-21  

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