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2006 年度 実績報告書

環境配慮型サプライチェーンネットワーク設計モデルおよび解析システムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 16510119
研究機関流通経済大学

研究代表者

片山 直登  流通経済大学, 流通情報学, 教授 (20194780)

研究分担者 河原田 秀夫  流通経済大学, 流通情報学, 教授 (90010793)
百合本 茂  流通経済大学, 流通情報学, 教授 (90129015)
矢野 裕児  流通経済大学, 流通情報学, 教授 (80285733)
キーワードサプライチェーン / ネットワーク設計 / 最適化モデル / 輸送ネットワーク / 環境問題
研究概要

1.企業における環境負荷を考慮したロジスティクスシステムモデルの提言
企業における環境負荷を考慮したロジスティクスシステムの取り組みについて調査分析し,環境負荷を考慮したロジスティクスシステムモデルを提言した.
2.サプライチェーンシステムにおける輸送能力に制約をもつネットワーク設計問題の近似解法の開発
輸送能力に制約をもつネットワーク設計問題に対する高速近似解法を開発した.これは,強い非集約化強制制約式をもつ定式化を用い,逐次輸送経路を追加する列生成法と容量スケーリング法を組み合わせた解法である.近年開発された他の最新解法に比べ,この解法がさらに高速かつ精度の高い解法であることを証明した.
3.現実的な輸送費用に対応したモデルに対する高速近似解法の開発
2で開発した近似解法を発展させし,LTL, TL,宅配などの複数の輸送システムに対応可能な区分的線形モデルに対する近似解法を開発した.近年開発された他の解法に比べ,この解法が精度の高い解法であることを証明した.
4.地図情報データベースシステムとサプライチェーンモデルにおける配送ネットワーク設計の統合解析システムの開発
シミュレーテッドアニーリング法を応用した組み合わせた配送ネットワーク解析システムを開発し,このシステムを地図情報データベースシステムとリンクさせた地図情報・配送ネットワーク統合型解析システムを開発した.
5.企業ロジスティクスの再編モデルに対する近似解法の開発
企業再編に伴うロジスティクスネットワークの再編において,輸送コストと輸送に伴う環境負荷低減のための最適化モデルを構築し,これに対するタブサーチ法を用いた近似解法を開発した.

  • 研究成果

    (5件)

すべて 2007 2006

すべて 雑誌論文 (5件)

  • [雑誌論文] A Product-to-Plant Allocation Problem in Logistics Network Design2007

    • 著者名/発表者名
      Naoto Katayama, Shigeru Yurimoto, Sunmi Yun
    • 雑誌名

      19th International Conference on Production Research (印刷中)

  • [雑誌論文] 容量制約をもつ多品種フロー輸送ネットワーク設計問題に対する容量スケーリング法2006

    • 著者名/発表者名
      陳明哲, 片山直登, 久保幹雄
    • 雑誌名

      日本物流学会誌 14

      ページ: 85-92

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
  • [雑誌論文] 利用者均衡ネットワーク設計問題に対する近似解法の調査2006

    • 著者名/発表者名
      片山直登
    • 雑誌名

      流通経済大学流通情報学部紀要 11・1

      ページ: 13-30

  • [雑誌論文] 利用港湾の変化が環境負荷削減にもたらす影響に関する研究2006

    • 著者名/発表者名
      矢野裕児, 小野秀昭
    • 雑誌名

      海運経済研究 40

      ページ: 157-166

  • [雑誌論文] A Capacity Scaling Procedure for the Capacitated Network Design Problem with Piecewise Linear Costs2006

    • 著者名/発表者名
      Ming Zhe Chen, Naoto Katayama, Mikio Kubo
    • 雑誌名

      INFORMS International Hong Kong 2006 Meeting (in CD-ROM)

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公開日: 2008-05-08   更新日: 2016-04-21  

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