• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2004 年度 実績報告書

デジタルコンテンツにおける原本性証明のための認証技術の研究

研究課題

研究課題/領域番号 16510122
研究機関中央大学

研究代表者

大橋 正和  中央大学, 総合政策学部, 教授 (90160598)

研究分担者 松野 良一  中央大学, 総合政策学部, 教授 (10365885)
堀 眞由美  白鴎大学, 経営学部, 教授 (90259036)
岡嶋 裕史  関東学院大学, 経営学部, 専任講師 (10350547)
キーワードデジタルデータ / コンテンツ / 原本性 / 時刻認証 / インターネットデータセンター / 電子透かし / 分散協調ワーク / 地域映像
研究概要

I.コンテンツデータ基盤研究
・データの存在情報の提供技術
実際に利用者が、過去のデータや他の利用者が保持するデータを利用するためには、データの存在情報やデータ概要を知ることが必要である。そのために、データ生成時に作成されるメタデータもしくはディレクトリ情報を、複数の利用者が共有的に利用できることを念頭に、これらの情報提供手法を検討・実証的に検証を行った。
・検索・抽出データの表示手法
ある目的に従がって検索・抽出されるデータは、効果的に利用者に提示・表示されることが重要である。そのデータが保持するメタデータやディレクトリ情報による実現手法を検討を行った。
・活用ノウハウの蓄積手法
利用者のデータ検索やデータ活用の履歴・ログといった活用に係わる情報を蓄積することにより以降のデータ利用の効率化を図ることが可能となる。これらの活用ノウハウにかかわる情報の生成・蓄積の手法を検討を行った。インターネットデータセンターを利用した分散協調型でのコンテンツの分散されたSAN(ストレージ・エリア・ネットワーク)でのコンテンツの協調マネージメントについて研究をまとめた。
II.コンテンツデータへの時刻認証研究
デジタルコンテンツの原本性の証明のために時刻認証をコンテンツに適用することを検討し実際に映像コンテンツに改ざん防止のためのすかしとタイムスタンプをおす実証を行い有効性を検討した。
III.コンテンツデータの時刻認証対応研究
中央大学総合政策学部の授業により蓄積された映像コンテンツをXMLベースの形式に変換する作業を行った。
IV.XMLベースの分散協調環境の基盤研究
分担者間のインターネットによる分散協調環境を本研究のコンテンツデータに対応できるようにネットワーク環境を整備し次年度に本格的な研究を行う。

URL: 

公開日: 2006-07-12   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi