研究課題
基盤研究(C)
1.ノルウェー初期木造教会全29基の北欧精神史データベース構築作業のうち、フィールドワーク資料とりわけアナログフィルムによる記録のデジタル画像処理化をおこない、2000年調査分まで、作業を終了した。2.2005年3月第19回国際宗教学宗教史会議世界大会でノルウェー初期木造教会について口頭発表、2005年9月日本宗教学会でシャーマンについて口頭発表、2005年12月メルボルンで開催された国際キルケゴール会議でキルケゴール思想と呪術について口頭発表した。3.2004年12月フィンランド国立博物館で先史時代の調査、2005年2〜3月北海道立北方民族博物館・網走市立郷土博物館で宗教民俗調査、2005年8〜9」月ノルウェー・スウェーデン・フィンランドでノルウェー初期木造教会建築に関連する宗教習俗を調査、2005年11月網走市立郷土博物館・網走市立美術館で宗教民俗調査、2006年9月稚内市立博物館(北方記念館)でオホーツク文化の調査をおこない、北欧先史文化・北方宗教習俗・シャーマン儀礼・聖域構造・異教神殿等にかんする基本資料や情報を得た。4.北欧神話文献・教会史文献・地方史文献とフィールドワークから得られる諸資料(無文宇資料)との比較作業と異同の研究については、オーディン神とトール神の違いとしてとりわけ現れてくる。現在までおこなってきたノルウェー初期木造教会フィールドワークにおいて、圧倒的に様々な形態や図像として現れてくるのはトール神であり、オーディン神は少ないことが確認された。5.ノルウェー初期木造教会にともなう習俗とりわけサーミ等の先住民族習俗については、「北方」概念を導入することによって、北海道におけるオホーツク文化習俗やアイヌ文化習俗との関係性が明瞭になることがわかった。
すべて 2007 2006 2005
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