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2004 年度 実績報告書

英米モダニズム文化と太平洋の表象

研究課題

研究課題/領域番号 16520137
研究種目

基盤研究(C)

研究機関東京学芸大学

研究代表者

大田 信良  東京学芸大学, 教育学部, 助教授 (90233139)

キーワードモダニズム / 太平洋 / 地政学 / 人種 / アングロサクソニズム / ジェンダー / セクシュアリティ
研究概要

まず、第35回日本ロレンス協会設立35周年記念大会の公開シンポジューム「D.H.ロレンス:アメリカ/帝国」(日本大学芸術学部江古田校舎2004年6月20日(日))において、「帝国の再編とロレンスの指導者小説」を口頭発表し、帝国としてのイギリスの側面をロンドン・ボヘミア、麻薬の表象、黄禍論の諸言説により論じた。この成果は論文集『D.H.ロレンスと帝国』に発表予定。
次に、(英国)フォード・マドックス・フォード学会(Friends Meeting House, Manchester UK 2004年12月17日(金))において"Anglo-American Rapprochement in The Good Soldier : Englishness and Globalization"を口頭発表し、テクストにおけるホモソーシャリティの表象を手懸りに、間大西洋及び間太平洋に広がる地政学的関係を解釈した。この成果は学会論文集に発表予定。
さらに、マンチェスター大学文化理論研究所創立学会"Making Use of Culture"(University of Manchester UK,2005年1月23日(日))において、パネル発表"Empire, Shojo, and the Cultures of Globalization"をおこない、英米モダニズム文化の諸テクストにおけるグローバルな帝国とその文化の問題をモダンガールの表象に注目することにより炙り出した。この英国出張を利用し、また、ウォリック大学・大英図書館等で白人少女の麻薬問題やアジア人種についての新聞(Daily Mail, Empire News等)の文献調査も行った。

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公開日: 2006-07-12   更新日: 2016-04-21  

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