研究概要 |
2004年度から2006年度にかけての研究成果は、大きく分類すれば、1.南部作家William Faulknerの女性研究、2.アメリカ南部女性作家研究、3.African AmericanのToni Morrison、Native AmericanのLouise Erdrichの研究となる。1については、Requiem for a NunにおけるTemple Drake, Nancy Mannigoeを中心に国際会議で発表し、また会議論集の編集者として、History nad Memory in Faulkner's Novelsを刊行。また、アメリカにおいて出版された論集にもEunice Habersam論が掲載された。2については、Shirley Ann Grau, Ellen Douglasについて『英語青年』に発表し、2005年フランスで開催されたFlannery O' Cnonnorの国際シンポジウムにも招かれて発表したが、これは出版が遅れている。3については、MorrisonとErdrichについて、大学の紀要および、『英語青年』に発表。全体としては、南部作家の女性、African AmericanおよびNative Americanの女性人物を中心として、歴史と記憶のエクリチュールの問題を研究した。
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