• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2004 年度 実績報告書

アブハズ語テキストの分析と基礎語彙集の作成

研究課題

研究課題/領域番号 16520236
研究機関名古屋大学

研究代表者

柳沢 民雄  名古屋大学, 大学院・国際言語文化研究科, 教授 (80220185)

キーワードアブハズ語 / カフカース諸語 / テキスト / 語彙集
研究概要

グルジア共和国においてアブハズ語話者から実地調査を行い、テキストの収集と分析を8月上旬より9月中旬にかけて行った。国内においては実地調査によって得られた資料のデータベース化、文法事項の分析、及び文構造の理論化の試みを行った。具体的には以下の通りである。
1)実地調査地域:グルジア共和国トビリシ市。
2)調査対象者:アブハズ語母語話者Ana Tsvinariaさん。
3)調査時期:8月上旬より9月中旬まで。
4)調査項目:アブハズ語話者から収集したテキストを記述し、これに文法的分析を行うとともに、翻訳(ロシア語と日本語への翻訳)を行った。テキストに現れた文法事項(使役、関係詞化接辞、小辞、語順、version、場所・位置を表す表現、動詞の活用型、等)に焦点を絞り、インフォーマント調査を行った。
5)語彙集作成:テキストに現れた語彙をデータベース化する作業を行った。名詞についてはその複数形を、動詞については活用型を調査し、これをデータベース化した。またテキストに現れた典型的な例文もその翻訳を行い、全て形態素に分析した形でアクセントを付けてこれをデータベース化した。
6)文構造の理論化:上の資料を基にして、できる限り内外の言語理論を参考にして調査事項の理論化を試みた。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2004

すべて 図書 (1件)

  • [図書] アブハズ語の動詞構造の研究2004

    • 著者名/発表者名
      柳沢 民雄
    • 総ページ数
      456

URL: 

公開日: 2006-07-12   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi