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2004 年度 実績報告書

節用集饅頭屋本の総合的研究

研究課題

研究課題/領域番号 16520287
研究機関清泉女子大学

研究代表者

今野 真二  清泉女子大学, 文学部, 教授 (50186871)

研究分担者 今野 尚子 (近藤 尚子)  文化女子大学, 造形学部, 助教授 (70318591)
キーワード節用集饅頭屋本 / 日本語学 / 表記 / 語彙
研究概要

平成16年度は饅頭屋本諸本の調査・収集と、データ入力を中心に作業を進めた。
諸本としては、すでに公刊されている筑波大学本(初刊本)の写真の他、天理大学図書館本(初刊本)・早稲田大学本(通行本異版)の写真を入手している。また、東洋文庫本の写真についてはその一部を入手ずみである。通行本については現在のところすでに複製されている宮内庁書陵部蔵本以外に見出していない。その探索は次年度以降の課題の一つである。
一方で、基礎データの入力も行った。現在、初刊本と通行本異版とで、それぞれ全項目の約四分の一ずつを入力したところである。この作業のためにパーソナルコンピュータを購入し、ソフトはエクセルを利用している。年度末にこれまで入力したデータを分析し、残りのデータ入力のために、形式や項目等の見直しを行う予定である。例えば、見出し語の字体の細かい異なり、項目を移動したことによる傍訓の表示方法の変更、細字注等の扱いを検討する必要がある。なお、本年度のデータ入力は、形式の検討がすまなかったため、研究組織を構成する二名で行い、入力補助は依頼しなかった。
節用集につながる前後の時代の資料についても収集を進めた。とくにつづく時代である近代については、節用集に見られる前時代的な表記の分析も行っている。
現在、本研究の成果を出版するという話が大阪の出版社と進んでいる。影印・索引・研究の三部構成とし、三年後をめどにまとめたいと考えている。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2005

すべて 雑誌論文 (1件)

  • [雑誌論文] ふためく考2005

    • 著者名/発表者名
      近藤 尚子
    • 雑誌名

      文化女子大学紀要人文・社会科学研究 第13集

      ページ: 15-24

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公開日: 2006-07-12   更新日: 2016-04-21  

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