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2004 年度 実績報告書

海外ものづくり現場における英語使用についてのESP調査と分析

研究課題

研究課題/領域番号 16520302
研究機関ものつくり大学

研究代表者

山崎 敦子 (慶祐 敦子)  ものつくり大学, 技能工芸学部, 助教授 (10337678)

キーワードEnglish for Specific Purposes / コミュニケーション / 海外生産現場 / ディスコース / アンケート / 聞き取り
研究概要

2004年度は、ものづくり企業4社の国内事業所4箇所で海外生産現場における英語使用についての聞き取りを行った。対象者は主に人事担当者(人事部長、人事課長レベル)で、海外への技術者派遣の背景、特に技術者の英語レベルと企業内での派遣前英語教育などについて質問を行った。加えて、ESPセミナーを開き、海外生産工場を持つ企業から人事担当者、製造系企業海外生産事業所での長期業務経験者、製造系企業への英語講師派遣および企業ない英語講座提供を行っている企業代表者らから、調査に関連する背景について聞き取りを行った。これらの聞き取りから、企業内英語研修は英語教育企業に委託するケースが多く、また英語研修内容は英会話を中心としたものが多いことが分かった。また、従来行われていた単なる日常会話ではなく個々の企業が社員を海外派遣する目的に応じた英語教育にシフトしている傾向が指摘された。しかし、実際の海外生産現場でのディスコースを反映したものではないため、現場を踏まえた教育の必要性と派遣後に企業内教育がどのような効果をあげているかを反映するものか難しい現状が指摘された。
2004年度に実施した海外生産現場の英語使用の実体について聞き取りとアンケート調査は、以下の3箇所で行った。1)家電製造会社、米国アラバマ州Dothan工場(磁気テープ等の生産、日本人派遣従業員20名)、2)家電製造会社、米国ペンシルバニア州Pittsburgh工場(TVの生産、日本人従業員数21名)、3)自動車部品会社、米国SanDiego工場(日本人従業員5名)、1)では、日本人派遣従業員10名、現地従業員8名に対して、2)では、日本人派遣従業員12名、現地従業員2名に聞き取りとアンケート調査を、3)では、日本人経営者とマネージャに対して聞き取りを行った。今回のアンケートと聞き取りの分析は2005年度に行う。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2005

すべて 雑誌論文 (1件)

  • [雑誌論文] 海外の製造現場における日本人技術者の英語コミュニケーション調査2005

    • 著者名/発表者名
      山崎敦子, 高橋信弘
    • 雑誌名

      第44回(2005)JACET全国大会要綱 (未定)

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公開日: 2006-07-12   更新日: 2016-04-21  

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