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2004 年度 実績報告書

「語」とその形態的緊密性についての研究

研究課題

研究課題/領域番号 16520303
研究機関津田塾大学

研究代表者

島村 礼子  津田塾大学, 学芸学部, 教授 (80015817)

キーワード語の形態的緊密性 / 語彙化 / 動作主名詞
研究概要

Shimamura(2003)を加筆・訂正する形で、2004年8月1日名古屋大学大学院国際開発研究科主催で行われた「形態論シンポジューム」において、「句の語彙化について」というタイトルで発表した。句の語彙化と「語の形態的緊密性」は密接に関連することを明らかにした。さらにこの口頭発表とShimamura(2003)をもとに島村(2005)を発表した。この論文では、語の形態的緊密性との関係で語彙化の概念を明らかにするために、これまで研究者によって語彙化の概念がどのような意味で用いられてきたかを整理した。
さらに現在、2005年5月の日本英文学会のシンポジュームの発表にむけて、接尾辞-erの付加された動作主名詞(例:driver)の統語的・形態的・意味的諸特徴について研究中である。-erはひじょうに生産的な接尾辞であり、語の形態的緊密性に違反するような-er名詞もかなり自由に造語されるようであり、-antなど他の接尾辞の付いた動作主名詞との比較・対照を試みるつもりである。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2005

すべて 雑誌論文 (1件)

  • [雑誌論文] 句の語彙化について-英語の名詞前位修飾表現を中心に-2005

    • 著者名/発表者名
      島村礼子
    • 雑誌名

      現代形態論の潮流(大石強, 他 編)(くろしお出版)

      ページ: 55-73

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公開日: 2006-07-12   更新日: 2016-04-21  

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