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2006 年度 実績報告書

日本語母語話者と非母語話者の語りの談話における「話段」についての研究

研究課題

研究課題/領域番号 16520311
研究機関山形大学

研究代表者

渡辺 文生  山形大学, 人文学部, 助教授 (00212324)

キーワード談話分析 / 話段 / 話しことば / 母語話者 / 非母語話者 / 主観的表現
研究概要

本研究の目的は,日本語母語話者や非母語話者がストーリーを持った内容を日本語で語るときに,ストーリーの中のエピソードや場面など内容的な談話のまとまりを表す「話段」がどのような手段によって示されているかを明らかにすることである。書きことばにおける「段落」に当たるような内容のまとまりが,話しことばにおいてはどのような形で表されているのか,言語表現,イントネーションやポーズなどの音声的な特徴,身振りや視線などの非言語行動などの観点から分析を行つていく。
《平成18年度の研究実績》
1.談話データのデータベース作成
日本語母語話者による談話データと非母語話者による談話データのデータベースを作成した。
2.話段区切り調査の分析
平成17年度に行われた話段区切り調査(録画・録音された談話をインフォーマントに見せ,どこに内容のまとまりの区切りがあるかを尋ねる調査)のデータ集計と分析を行った。
3.研究発表
話段区切り調査についての分析の成果,および,談話のまとまりとの関連する主観的表現やくりかえしについての分析の成果を論文や学会での口頭発表として公表した。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2007

すべて 雑誌論文 (2件)

  • [雑誌論文] 語りの談話における「話段」とその認定基準について2007

    • 著者名/発表者名
      渡辺 文生
    • 雑誌名

      山形大学紀要(人文科学) 16・2

      ページ: 109-119

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
  • [雑誌論文] ストーリーを語る日本語の文章における主観的表現について-母語話者と非母語話者の作文をとおして-2007

    • 著者名/発表者名
      渡辺 文生
    • 雑誌名

      山形大学人文学部研究年報 4

      ページ: 67-78

URL: 

公開日: 2008-05-08   更新日: 2016-04-21  

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