研究課題
[平成17年度]平成17年度は引き続き基礎研究として、アンケート資料の分析を基に、映画資料の言語行為について分析・吟味を行うとともに、隔月に行う研究発表会の成果を整理した。国内外の関連する英語教育研究者に成果を報告する場を設け、さまざまなフィードバックを得た。これらの成果やフィードバックは、平成17年以降構築されるホームページに公開される。平成16・17年度は、映画教材の談話分析・語学的分析を中心に行うグループ(立木、山口、カイト、カンパナ)、非言語的コミュニケーションと異文化理解教育の視点から語学教材としての映画のあり方を分析するグループ(玉井、阿部、南)、映画の言語資料を基にしたコーパスの構築とシナリオを基にしたインタクティヴな語学教材開発を中心に行うグループ(チャールズ・ケリー、ローレンス・ケリー、立木)の3つのグループに分かれて研究を行った。また、映画を使った教材と中学校で使用されている英語検定教科書を比較し、語学的能力育成のためにどちらが生の言語使用を反映しているかを検索した。この成果は、内外の学会で発表し、教材開発に関わる理論的な側面を考察した。
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映画英語教育学会(ATEM Bulletin) 11
神戸外大論叢 56
ページ: 59-82