研究概要 |
2005年度については、マレーシアの言語政策に関する現地調査を実施し、文献調査についても関連図書、資料の収集を行った。2005年8月にはマラヤ大学およびELTC(English Language Teaching Centre)にて資料収集をおこなったが、デング熱の流行により地方での現地調査は見送ることとなった。1月にはサバ州Universiti Malaysia Sabah, School of Education and Social Developmentを訪問し、Dr.Vincent Pang、Ms.Shirley Tay Siew Hong他と共同研究についての打ち合わせを行い、3月には同大学を再訪問し研究を継続した。特にMs.Tayの論文、"Issues in Teaching and Learning Science and Mathematics in English in Sabah"について意見交換を重ね、今後の研究方針について検討した。また、サバ州Kiulu地区のSMK Tun Fuad Stephens校およびTenom地区のChinese Primary Schoolを訪問し、授業における英語使用の実態について教員との意見交換を行った。この間、サバ州教育委員会、マレーシア文部省、首相府経済計画局と今後の調査、研究についての許可申請手続きについて連絡をとり、情報収集を行った。
|