研究課題
(1)文献研究と学会での情報収集及び学会での人脈作りまず文献研究として、児童英語教育についての文献と観察研究についての文献研究を行った。また、国内外の学会において今後の研究のための最新の研究の情報収集及び人脈作りを行った。(2)設備備品購入及び備品使用法の学習今年度は今回の観察研究を行うのに最も適したデータ収集及びデータ処理のための設備備品を購入した。また、それらの備品の使用方法を学習した。(3)観察研究をする公立小学校の選択とその公立小学校への許可申請計画通り全国を10の地域に分けてそのうち4地域(東北、九州、四国、中部)の公立小学校のリストより無作為に学校を選択して連絡をとり、何らかの英会話活動を行っている学校に観察研究の申し出をし、日程調整を行った。(4)データ収集今年度は東北、九州、四国、中部の4地方、計4校にてデータ収集を行った。予定通りビデオカメラ2台、オーディオ録音機器2台にて英会話活動の録音、録画を行った。また、各学校にて学校概要、授業計画などの書類の収集や、校長先生及び担当教員(カリキュラム担当教員、クラス担当教員)へのインタビューも行った。(5)データ分析今年度は、初年度の研究期間が始まる直前に関東地方3校で収集したデータ及び今年度中に東北、九州、四国、中部の4校で収集したデータの分析を行った。(6)研究成果発表データ分析の結果の一部を8月にThe 9th Pan-Pacific Association of Applied Linguistic Conference(ナムソウル大学、韓国)、11月に全国語学教育学会(JALT)(奈良)、12月にMind & Activity研究会(明治学院大学)で発表した。また、The 9th Pan-Pacific Association of Applied Linguistic Conferenceでの発表論文は同学会の会報に掲載された。
すべて 2005
すべて 雑誌論文 (2件)
The 9th Pan-Pacific Association of Applied Linguistics Conference, Conference Proceedings
The Language Teacher 29巻・4号
ページ: 15-19