研究課題/領域番号 |
16520361
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研究機関 | 立命館大学 |
研究代表者 |
坂本 利子 立命館大学, 産業社会学部, 教授 (90331115)
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研究分担者 |
宇根谷 孝子 立命館アジア太平洋大学, アジア太平洋マネジメント学部, 教授 (00259376)
吉田 信介 立命館大学, 産業社会学部, 教授 (50230743)
本田 明子 立命館アジア太平洋大学, アジア太平洋マネジメント学部, 講師 (80331130)
片山 智子 立命館アジア太平洋大学, アジア太平洋学部, 講師 (50331137)
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キーワード | 遠隔交流 / 国際理解教育 / 異文化理解 / 異文化間コミュニケーション / バイリンガリズム |
研究概要 |
2005年9月、日本教育工学会全国大会にて、坂本、吉田、片山、本田が「インターネット、TV会議システム、対面交流を活用した遠隔交流授業-立命館大学と立命館アジア太平洋大学間の場合-」と題して、両大学間の日英2言語による遠隔交流授業の研究成果の概要を発表した。 2005年11月、和田が、ACTFL 2005 39th Annual Meeting & Expositionにおいて、APUの日本語上級IIの全体のコースマネジメントの中での交流授業の位置付けと効果という観点からのまとめと、遠隔地の日本語学習者とvoice toolを使った交流の可能性について報告した。 2005年度末、坂本、吉田、宇根谷、片山、本田が『立命館大学高等教育研究』に「立命館大学と立命館アジア太平洋大学間の日英語クラス遠隔交流授業」を投稿し、両大学間の日英2言語による遠隔交流授業の,各活動ごとの考察と検討課題、2言語による語学力強化と、異文化理解教育と異文化間コミュニケーション教育という観点からの、教育効果と実践的教育方法ついて、研究成果と今後の課題を考察した。 2005年度末、片山が、『ポリグロシア:言語と言語教育-アジア太平洋の声』に「異文化交流授業を通して学生は何を学ぶか-立命館大学と立命館アジア太平洋大学間の試み-」を投稿し、国際学生の交流授業における異文化理解を、国内学生と比較考察した。 2005年度末、吉田、坂本が『立命館大学産業社会論集』に「立命館大学・立命館アジア太平洋大学遠隔交流授業およびアジア学生交流プログラムにおける国際交流一掲示板・チャット記録の分析-」を投稿し、英語の文字言語による遠隔でのコミュニケーションの特徴を比較分析した。 本研究の実践を生かし,交流をより特化した形での、専門的かつ系統的な国内外の国際交流を実践し、より高度な国際対話力の育成の研究を目指す時期に来ている。
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