研究分担者 |
宇根谷 孝子 立命館アジア太平洋大学, アジア太平洋マネジメント学部, 教授 (00259376)
本田 明子 立命館アジア太平洋大学, 言語インスティテユート, 助教授 (80331130)
片山 智子 立命館アジア太平洋大学, アジア太平洋学部, 講師 (50331137)
吉田 信介 関西大学, 外国語教育研究機構, 教授 (50230743)
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研究概要 |
立命館大学産業社会学部の英語クラスと,立命館アジア太平洋大学(以下「APU」)の日本語クラスとの日英2言語による遠隔交流授業の教育実践は,2003年度後期に,立命館大学・大学教育開発・支援センターの「先進的教育実践支援制度」の支援を受けて開始した。交流授業のねらいは,日英2言語の共同学習によるコミュニケーション能力の育成と,APUの多文化多言語環境を生かした,多文化教育である。2004年度から,上記先進的教育実践支援制度に加えて,日本学術振興会・2004年から2006年度科学研究費補助金・基盤研究(C)(1),並びに立命館大学・産業社会学会・2004年度および2005年度研究支援を受け,「異文化理解教育と異文化間コミュニケーション教育のより実践的指導法」を研究課題とする,共同研究プロジェクトとしても同時に実践し,2005年9月の日本教育工学会全国大会にて,研究成果の一部を発表した。 また2006年3月,『立命館高等教育研究』第6号において、「立命館大学と立命館アジア太平洋大学間の日英語クラス遠隔交流授業」と題して、2003年度後期から2005年度までの遠隔交流授業の実践内容を概括し,産社の英語教育とAPUの日本語教育,そして相互の異文化理解教育と異文化間コミュニケーション教育という観点から,その教育効果と問題点,今後の検討課題を考察した。 吉田信介、坂本利子は2006年3月、「立命館大学・立命館アジア太平洋大学遠隔交流授業およびアジア学生交流プログラムにおける国際交流-掲示板・チャット記録の分析-」を『立命館産業社会論集』41巻4号に発表、片山智子は2006年3月「異文化交流授業を通して学生は何を学ぶか-立命館大学と立命館アジア太平洋大学間の試み-」『ポリグロシア-言語と言語教育、アジア太平洋の声』第11巻に投稿、和田綾子は2007年3月、"A Content-based Language Teaching Approach to Academic Japanese"を『甲南女子大学 研究紀要 文学・文化編』第43号に発表した。
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