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2007 年度 実績報告書

「生活のための制度」を創るスキルの構築-シビル・ロー・エンジニアリングの試み

研究課題

研究課題/領域番号 16530051
研究機関東京大学

研究代表者

大村 敦志  東京大学, 大学院・法学政治学研究科, 教授 (30152250)

キーワード日常生活 / 民法 / 市民社会 / 制度 / 契約 / 団体 / 地域 / 公共性
研究概要

本研究は、市民レベルで行われている「生活のための制度を創る」試みをとりあげて、その実態を明らかにするとともに、その技法・その理念について検討を加えるものである。初年度は、関連文献の収集・分析とケーススタディのための現地調査を行った。その際の対象は、(1)育児(共同子育て)・(2)住居(新しいハウジング)・(3)環境(共用自転車)・(4)消費(地域通貨)としたが、それぞれにつき一定の情報を得ることができた。集中的な作業によって、予想以上の速度で研究が進展したため、その検討結果をまとめたレポートを『生活のための制度を創る-シビル・ロー・エンジニアリングにむけて』という表題で2005年3月末に公刊することができた。その後は、フォローアップの研究を続行し、計4編の論文を公刊した。昨年度は、次の研究課題(制度構想者としての年少者に焦点をあわせる)への架橋となる2論文(「民法4条をめぐる立法論的覚書」「としょかんライオン考」)を執筆した。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2008 2007

すべて 雑誌論文 (2件)

  • [雑誌論文] としょかんライオン考2008

    • 著者名/発表者名
      大村敦志
    • 雑誌名

      ジュリスト 1359号

      ページ: 20-27

  • [雑誌論文] 民法4条をめぐる立法論的覚書-『年少者法(こども・わかもの法)』への第一歩2007

    • 著者名/発表者名
      大村敦志
    • 雑誌名

      法曹時報 59巻9号

      ページ: 1-15

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公開日: 2010-02-04   更新日: 2016-04-21  

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