研究課題/領域番号 |
16530089
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研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
松本 礼二 早稲田大学, 教育・総合科学学術院, 教授 (30013022)
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研究分担者 |
古矢 旬 北海道大学, 法学政治学研究科, 教授 (90091488)
宇野 重規 東京大学, 社会科学研究所, 助教授 (00292657)
川岸 令和 早稲田大学, 政治経済学術院, 教授 (10224742)
吉野 孝 早稲田大学, 政治経済学術院, 教授 (00158487)
川出 良枝 東京大学, 大学院・法学政治学研究科, 教授 (10265481)
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キーワード | トクヴィル / デモクラシー / アメリカ / フランス / 自由主義 / 現代政治哲学 / 共和主義 |
研究概要 |
1)トクヴィル生誕200年記念国際シンポジウム「アメリカとフランス〜デモクラシーの二つのモデル?」(平成17年6月10-12日)の実施 本年度の最も重要な活動として、6月10-12日の3日間に渡り、東京大学および日仏会館で行った。米仏両国から各5名、計10名の専門家を招き、日本側も各分野から第一線の研究者の参加を得て、成功裡に終了した。研究代表者、松本礼二と分担者、宇野重規は組織委員として全体の企画に携わるとともに、それぞれ、報告、討論に当たり、同じく分担者、古矢旬は報告を行い、川出良枝は討論者として参加した。 2)シンポジウムの成果 シンポジウムの成果はプロシーディングズ、"La France et les Etats-Unis, deux modeles de democratie?"にまとめ、松本、宇野、古矢三者の英文報告を含め、全18報告を収録した。さらにそのうち4本の報告を雑誌『思想』05年11月号に小特集「トクヴィル生誕200年」として掲載した。松本、宇野は英語論文の翻訳を担当し、松本は他にシンポジウム全体を紹介する論稿を寄稿した。松本、宇野の報告内容については、それぞれ関連する雑誌論文があり、また両名はそれぞれ読売新聞、毎日新聞にシンポジウムを紹介する記事を寄稿した。 3)研究の発展に向けて 本研究の取りまとめ、今後の発展に向けて、研究会を行い、シンポジウムのプロシーディングズの単行本としての公刊、英仏文での発表の可能性を検討し、研究代表者は12月に渡仏し、フランス側の研究協力者F.メロニオ教授他と討論の機会をもった。 4)研究代表者はトクヴィルの主著「アメリカのデモクラシー」(第1巻)の新訳を岩波文庫として公刊した。
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