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2004 年度 実績報告書

動的生産要素需要分析への確率微分方程式の導入の試み

研究課題

研究課題/領域番号 16530167
研究種目

基盤研究(C)

研究機関追手門学院大学

研究代表者

衣笠 達夫  追手門学院大学, 経済学部, 教授 (30186283)

キーワード生産要素需要 / 動学分析 / オイラー方程式 / 確率微分方程式 / GMM推定
研究概要

平成16年度は研究の前段階として、規制という制約条件のかかった費用関数および一般化費用関数を用いて、動学的な規制緩和の効果が発見できるかどうかのチェックを行った。このために当初の予定どおり、以下の費用関数システムを推定した。分析の対象は、すでに成熟した産業である日本のガス供給企業9社のデータを用いた。
(1)規制のかかったトランスログ型の総費用関数を含んだ方程式群のシステム推定。
(2)投入要素価格に制約条件を加えないトランスログ型の一般化費用関数を含んだ方程式群のシステム推定。
以上の結果はすでに研究発表し、レフリー付きの雑誌上に公表した(次ページの第11項参照)。
次に、確率微分方程式とハミルトン-ヤコビ-ベルマン方程式の研究と、すでに導出の終了した、動学的生産要素需要のトランスログ費用関数(動学的)に含むべき、投資関数に関するオイラー方程式が、間違いがないかどうかの確認を行った。
現在は、この方程式と動学的生産要素需要のトランスログ費用関数の、他の方程式との間の制約条件の確認を行っているところである。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2004

すべて 雑誌論文 (2件)

  • [雑誌論文] 研究開発投資の生産性に与える影響の分析(動学費用関数分析)2004

    • 著者名/発表者名
      衣笠 達夫
    • 雑誌名

      公益事業研究 56巻3号

      ページ: 71-83

  • [雑誌論文] 研究開発投資のスピルオーバーと生産性に与える影響の分析2004

    • 著者名/発表者名
      衣笠 達夫
    • 雑誌名

      国際公共経済研究 15巻

      ページ: 5-15

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公開日: 2006-07-12   更新日: 2016-04-21  

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