研究概要 |
平成17年度は、 (1)確率微分方程式を含むオイラー方程式と、動学的生産要素需要のトランスログ費用関数(動学的)の、他の方程式との間の制約条件の確認を、前年度に引き続いて行った。 (2)実際のデータを用いて、『オイラー方程式に確率微分を導入した、動学的生産要素需要のトランスログ費用関数(動学的)の推定』を行った。これは次年度に向けてのパイロット研究とする。 (3)今回、得られた成果は平成17年10月に開催された、下記学会において発表した。 The 37th ISCIE International Symposium on Stochastic Systems Theory and Its Applications, Oct.28-29,2005 論文名;"A Dynamic Factor Demand Model under Uncertainty on Japanese Gas Firms : Application of Ito's Stochastic Differential Equation." さらに12月に開催された、下記学会において発表した。 The Japan Economic Policy Association 4th International Conference, December 17-18,2005 論文名;"A Dynamic Factor Demand Model with Quadratic Adjustment Cost on Japanese Gas Firms."
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