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2005 年度 実績報告書

農家の存続戦略と資源--「イエ」と「ムラ」の再構築

研究課題

研究課題/領域番号 16530317
研究機関新潟大学

研究代表者

松井 克浩  新潟大学, 人文社会・教育科学系, 助教授 (50238929)

キーワード農村社会学 / 農家 / 農村 / ネットワーク / 新規参入者 / 定年帰農 / 集落営農
研究概要

1 文献・資料等にもとづく研究
引き続き本研究テーマ(農家の存続戦略と資源)に関連する農村社会学、家族社会学、農業経済学等の必要な文献を収集し、解読した。また、農林水産省図書館、農文協図書館等で関連資料を収集した。それにより、農家・農村の存続資源としての家・村・ネットワークに関する一定の枠組みを設定し、アンケート調査票の作成に活かした。また関連分野の研究者とディスカッションをくり返し、枠組みや仮説の再検討を行った。
2 実証にもとづく研究
数次にわたり現地調査を行った。以下では主要なもののみを記す。
(1)新潟県佐渡市の「大和田生産組合」に対する聞き取り調査を継続して行った。この集団はいわゆる「定年帰農者」によって構成され、集落の農業を存続させるための欠かせない役割を果たしている。
(2)大和田生産組合が活動している大和田集落の農家を対象とした、アンケート調査(集落悉皆)を実施した。経営主のみでなく成人の世帯構成員をも対象者として、農家の「存続戦略」と集落の農業の存続可能性を探った。現在集計作業を行っている。
(3)中越地震被災地の小千谷市を対象地として、農家およびコミュニティの存続に関して予備的な調査を実施した。またそれと関連して、神戸市の「人と防災未来センター」で資料収集を行った。

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公開日: 2007-04-02   更新日: 2016-04-21  

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