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2005 年度 実績報告書

中学校から高校への進路選択に伴う時間的展望の変化プロセスの研究

研究課題

研究課題/領域番号 16530434
研究機関中央大学

研究代表者

都筑 学  中央大学, 文学部, 教授 (90149477)

キーワード時間的展望 / 環境移行 / 中学生 / 高校生 / 学校適応 / 縦断調査
研究概要

本研究の目的は、中学校から高校にかけて縦断的な質問紙調査を実施し、生徒の進路選択と時間的展望との関連について検討することであった。縦断研究の第2年目にあたる本年度は、以下の2つの調査を実施した。
1)11〜12月に、昨年度、公立・私立中学校9校を卒業し、継続して調査への協力を申し出てくれた558人を対象に、郵送法による調査を実施した。質問紙は、自己意識、時間的展望、不定愁訴、家庭生活、能力・適性、日本社会、学校生活、卒業後の進路や将来のことについての調査項目から構成されていた。256人から回答済みの調査用紙が送られてきた。
2)11〜12月に、公立・私立中学校9校の3年生1176人を対象に、2004年度に実施した尺度構成のための予備調査の結果にもとづいて作成された質問紙調査(自己意識、時間的展望、学校生活、不定愁訴、進路選択に関する質問項目)を実施し、あわせて高校進学後に継続して調査協力をしてくれる対象者を募った。その結果、650人が今後の調査への継続的な協力を申し出てくれた。継続して調査協力を申し出てくれた中学生の氏名・住所等の情報をデータベース化する作業もあわせて実施した。
昨年度の調査と併せると、2004年度コホートは中学3年生と高校1年の2年間分の調査データが集まり、2005年度コホートは1年間分の調査データが集まった。調査協力校に対しては、昨年度に引き続き、調査結果の概要をレポートにまとめてフィードバックした。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2006

すべて 雑誌論文 (1件)

  • [雑誌論文] 中学生における自己意識の発達-「自己」の肯定的な側面と否定的な側面との関係-2006

    • 著者名/発表者名
      都筑 学
    • 雑誌名

      教育学論集 48(印刷中)

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公開日: 2007-04-02   更新日: 2016-04-21  

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