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2005 年度 実績報告書

大規模テストのための統計情報管理システムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 16530441
研究機関独立行政法人大学入試センター

研究代表者

大津 起夫  独立行政法人大学入試センター, 研究開発部, 教授 (10203829)

研究分担者 吉村 宰  長崎大学, アドミッションセンター, 助教授 (40314661)
キーワードデータベース / テスト / メタデータ / XML / Prolog / 項目反応理論
研究概要

本研究では、学力試験における設問、解答データ、受験者データに関する表記法について、関連分野での標準化動向を調査し、採用すべきXMLの枠組み(スキーマ)を開発する。さらにこれに基づいた設問素材、成績データ、および関連する統計情報を統合的に管理するシステムのプロトタイプを実現し、利用上の特性を検討する。
本年度においては、以下のような研究を行った。
1)記号処理言語(Prolog)を用いた統計データの処理方法、特に多重配列の柔軟な処理方法と、XHMTLを用いた作表方法とを開発した。
2)大規模な統計情報の処理に必要ではあるがProlog言語のみでは困難な計算(線形計算)を外部言語インターフェースを用いて実行可能とするモジュールを開発した。
3)大規模テストの統計情報を効果的に視覚表現するためのプログラムを開発した。
4)試験問題の高速な全文検索を行う環境を整備し、実験的な稼動を行った。
PCサーバ上で稼動する関係型データベースを用いたテストデータの管理、およびWebブラウザ上でのデータ視覚化を可能とした。
5)上記の成果を用いて、大学入試センター試験の科目別得点を分析した結果を発表した。
6)上記システムの技術的内容については、日本行動計量学会第33回大会、およびJGSC2005(Japanese-German Symposium on Classification, Tama University ; Tokyo)にて学会発表した。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2006

すべて 雑誌論文 (1件)

  • [雑誌論文] 平成16年度大学入試センター前期日程における志願状況と科目別得点の特徴について2006

    • 著者名/発表者名
      大津 起夫(他)
    • 雑誌名

      大学入試センター研究紀要 35(印刷中)

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公開日: 2007-04-02   更新日: 2016-04-21  

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