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2004 年度 実績報告書

ESP教材の提供を目指した英語e‐Learningの研究開発

研究課題

研究課題/領域番号 16530495
研究機関東京外国語大学

研究代表者

高橋 作太郎  東京外国語大学, 外国語学部, 教授 (60022315)

研究分担者 馬場 彰  東京外国語大学, 外国語学部, 教授 (90033406)
佐野 洋  東京外国語大学, 外国語学部, 教授 (30282776)
キーワードコーパス言語学 / e-learningシステム / 英語教育 / ESP教育
研究概要

e-Learning用電子シラバスの作成を実施した。小学館BNCオンライン・システムを使った英語文型抽出を行い,教材提供ウェブサイトを開発した。平成17年度からの商用サービス開始のため,小学館と打ち合わせを進めている。抽出項目は約800である。抽出用例数が膨大で、その結果を示すウェブインタフェースは使い易さの点からページデザインを行い,ウェブページを試作後,内部で評価を実施した。
さらに英語の語彙レベルを指定して,文型検索ができる仕組みを開発した。語彙レベル情報としては,JACET(大学英語教育学会)編8000語,小学館プログレッシブ4800語,アルク12000語を用いた。語彙レベル指定機能を使って英文抽出を実施した。現在,抽出結果を整理し、ウェブページデータを作成している。
コーパスベースの英語辞書の開発を実施した。コーパス中の高頻度語(動詞)について,その語がコーパス中で表れる文型毎に語の使われ方を調べて,その語に日本語訳を付けるというものである。この作業の中で語に対応する構文のポイントを見出す方法を検討した。文型に共起する特徴的な連語,文型ごとの顕著な時制,出現語彙制約などを見出す方法等,システマティックな訳語振り分けの作業方法を,実作業を通じて調べた。
来年度は,教材提供サイトの商用サービスインを本格的に始める予定で,実用システム学習効果の検証を実施する予定である。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2005 2004

すべて 雑誌論文 (2件)

  • [雑誌論文] 文法研究とインターネット2005

    • 著者名/発表者名
      馬場彰
    • 雑誌名

      英語青年 1月号

      ページ: 2

  • [雑誌論文] 多言語対応・初級日本語e-Learning教材の開発2004

    • 著者名/発表者名
      佐野洋, 林俊成, 藤村知子, 芝野耕司
    • 雑誌名

      CIEC(コンピュータ&エデュケーション)会誌 VOL17

      ページ: 8

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公開日: 2006-07-12   更新日: 2016-04-21  

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