研究課題
基盤研究(C)
本研究の目的は、教科のテーマ学習化の理論構築を行うための基礎的作業として、アメリカ中等教育教科指導におけるテーマ学習の内容と方法に関する研究を行うことである。平成16年度は、日本とアメリカの中等教育の教科指導におけるテーマ学習の位置づけと理論を明らかにすることを目指し、次のことが明らかになった。1.テーマ学習が生徒の動機づけを高める効果があること2.テーマ学習の中心的学習活動が探究過程であり、探究過程には「指導的探究(guided inquiry)」と「開かれた探究(open inquiry)」があること3.この探究過程が質の高いテーマ学習を保障する重要な要素であること平成17年度は、アメリカ中等教育歴史科におけるテーマ学習の位置づけと理論を明らかにすることを目指し、次のことが明らかになった。1.テーマ学習の中心的学習活動が探究過程であることを事例からも確認できた2.テーマ学習において高次の思考力と表現力(歴史学リテラシー)を育成していること平成18年度は、アメリカ中等教育数学科におけるテーマ学習の位置づけと理論を明らかにすることを目指した。研究上必要な資料のうち教科書が出版社の改訂作業のため入手が遅れたため現在分析中である。分析はまだ完全には終わっていないが、研究は着実に進んでいる。また前年度の研究の続きとしてアメリカ中等教育歴史科の教科書におけるテーマ学習の取り扱いについて検討した。その結果は、次の通りである。7〜10個のテーマが設定されており、しかも政治・経済に偏らず文化・伝統、科学技術などがバランスよく設定されていること3年間の研究成果は、研究成果報告書にまとめ公開した。
すべて 2006 2005
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京都教育大学附属教育実践総合センター研究紀要 第6号
ページ: 145-153
Journal of Educational Research(published by Center for Educational Research and Training Kyoto University of Education) No.6
京都教育大学附属教育実践総合センター研究紀要 第5号
ページ: 219-227
Journal of Educational Research(published by Center for Educational Research and Training Kyoto University of Education) No.5