研究課題/領域番号 |
16530518
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研究機関 | 首都大学東京 |
研究代表者 |
乾 彰夫 首都大学東京, 都市教養学部, 教授 (90168419)
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研究分担者 |
佐野 正彦 相愛大学, 人文学部, 教授 (00202101)
平塚 眞樹 法政大学, 社会学部, 教授 (10224289)
横井 敏郎 北海道大学, 大学院・教育学研究科, 助教授 (40250401)
小林 大祐 慶応義塾大学, 教職課程センター, 講師 (50348819)
上間 陽子 琉球大学, 教育学部, 講師 (90381194)
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キーワード | 移行過程変容 / 青年支援政策 / 若年雇用 / 進路 |
研究概要 |
1)国内諸地域における移行過程変容の実態と支援諸政策の効果に関する検討・評価 北海道(札幌市・函館市、2005年7月)、沖縄(那覇市ほか、2005年11月)において、若年者の就労ならびに学校から就労への移行をめぐる現状と、諸施策の実施状況などについて、関係者への聴き取りを中心とする調査を実施した。訪問先は、高校関係者(進路指導担当教員など)、県教育委員会、県庁関連部署、政府機関(経済局労働局等)、ジョブカフェ、ヤングジョブスポット、ハローワーク、経営者団体、NPOなど。 高校関係者らからは、高卒就職希望者らにとって非常に厳しい現状が明らかにされた。またジョブカフェ、ヤングジョブスポットなどの訪問からは、多様な対象層に対する諸機関の連携が困難な状況や、政府の予算措置期間が限定されているために長期的安定的な体制が作れない状況、利用者が高学歴層に偏っていて、もっとも就労上の困難を抱える層に施策が十分に届いていないと思われることなどが明らかにされた。 2)西ヨーロッパ諸国の政策並びに政策評価研究についての検討 英国(グラスゴー市・レスター市)を訪問し、キャリア・スコットランドの若年支援、ならびにコネクションズの取り組みについて、聴き取り・資料収集を行った。スコットランド・イングランドとも、若年者全員の状況を正確に把握した上で、困難層に対して重点的な支援が行われていることが確認できた。 また、日本とイギリスとのニート・失業・不安定就労をめぐる状況について、A.ファーロング教授(グラスゴー大学)との共同比較研究を実施した。
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