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2006 年度 実績報告書

大学生のキャリア形成を支援するためのキャリア教育プログラムの開発研究

研究課題

研究課題/領域番号 16530542
研究機関新潟大学

研究代表者

松井 賢二  新潟大学, 人文社会・教育科学系, 教授 (80199728)

研究分担者 高橋 桂子  新潟大学, 人文社会・教育科学系, 助教授 (50311668)
キーワードキャリア教育 / 大学生 / キャリア形成 / キャリア教育プログラム
研究概要

最終年度(3年目)にあたる本年度では、大きくは次の3点について実施した。
1.キャリア教育プログラム(確定版)の開発
昨年度開発したキャリア教育プログラム(試行版)に若干の修正を加えて、キャリア教育プログラムの確定版を開発した。このプログラムは、大きく2つに分かれる。
(1)「キャリアデザインI」:主たる対象は、大学2年生である。実施時期は2月上旬で、2日間の集中授業形式で実施した。主たる内容は、「自分にとって働くことの意味」をテーマに、関連するビデオを視聴し、テーマに関するグループディスカッションの後、全体での話し合いによって、テーマについて各々が再考し、自分の考えをまとめた。
(2)「キャリアデザインII」:主たる対象は大学3年生で、8月の4日間にわたって集中授業形式で実施した。主たる内容は、「自己分析--自己概念の明確化をめざして」をテーマとして、職業選択における自己分析の必要性や重要性を講義し、それを認識させた後に、試行版と同様2種類の検査(VPIとCA-PA)を実施した。両者の結果を個人内と個人間(つまりグループ)でもって検討し、最終的にはロールプレイングによって学生同士が模擬面接を行うことによって、自己概念の明確化を図った。
2.キャリア教育プログラム(確定版)の効果測定
前述のプログラム(確定版)の教育効果を測定するために、キャリア成熟等キャリア形成に関わる質問項目を入れた質問紙調査を実施前後で行った。その結果、「進路選択に対する自己効力感」などは統計的に有意に高まることが判明した。
3.国内外の関連する文献の収集,並びにヒアリング調査
インターネットから収集するとともに、数カ所の大学を直接訪問した。

  • 研究成果

    (4件)

すべて 2006

すべて 雑誌論文 (4件)

  • [雑誌論文] キャリア教育を通して育成すべき人材とは-「企業」と「学校」の調査結果を比較して-2006

    • 著者名/発表者名
      松井賢二, 高橋桂子
    • 雑誌名

      教育実践総合研究(新潟大学教育人間科学部附属教育実践総合センター研究紀要) 第5号

      ページ: 111-118

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
  • [雑誌論文] 大学のキャリア教育に対する企業からの評価2006

    • 著者名/発表者名
      高橋桂子, 松井賢二
    • 雑誌名

      教育実践総合研究(新潟大学教育人間科学部附属教育実践総合センター研究紀要) 第5号

      ページ: 119-134

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
  • [雑誌論文] 大学におけるキャリア教育プログラムの実践とその効果2006

    • 著者名/発表者名
      松井賢二, 高橋桂子
    • 雑誌名

      日本キャリア教育学会第28回研究大会発表論文集

      ページ: 176-177

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
  • [雑誌論文] 大学におけるキャリア教育の必要性--調査結果から考える--2006

    • 著者名/発表者名
      松井賢二
    • 雑誌名

      日本キャリア教育学会第28回研究大会発表論文集

      ページ: 31

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公開日: 2008-05-08   更新日: 2016-04-21  

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