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2005 年度 実績報告書

教材「台形」の授業のための授業タクティクスの分析と評価に関する総合的研究

研究課題

研究課題/領域番号 16530568
研究機関東京学芸大学

研究代表者

河野 義章  東京学芸大学, 教育学部, 教授 (80007377)

キーワード授業タクティクス / 図形概念 / 台形 / 算数 / 小学校 / 授業分析 / 授業評価
研究概要

本プロジェクトの目的は,小学校算数の教材「台形」の授業で用いられる授業タクティクスの分析と評価を内外の資料から行うことが目的である。授業タクティクスは,生徒の学習の成立を意図して授業のなかで展開される認知活動であり,それの良し悪しは学習が成立するかどうかに直接影響する。本年度は,分析の基準となるコード表の一次案を作成した。これにより,過去の授業や研究論文のなかに展開する授業タクティクスを分析・評価するための用具が統一されることになった。
昨年度に継続して,我が国における明治期以降の授業資料の収集が行われた。さらに,新規に英国のCentre for Innovation in Mathematics Teaching ; Exmouth Campus, University of Plymouthの開発したカリキュラムと教科書及びOxford出版の教科書を入手した。さらに,中国の小学校の授業VTRと事前事後テストの結果を入手して分析を進めている。
研究の成果報告としては,前述の紀要論文「概念学習のための授業タクティクス分析基準の開発-算数図形概念『台形』を例にして」の他に,事前テストと事後テストの関連を論じた「子どもたちは台形の授業で何を学んだか」(日本心理学会)及び大学生が開発したパワーポイント教材で使用される授業タクティクスを分析した「パワーポイントによる教材開発訓練-算数図形概念『台形』を例にして」(日本教育工学会)が口頭発表された。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2006 2005

すべて 雑誌論文 (3件)

  • [雑誌論文] 概念学習のための授業タクティクス分析基準の開発-算数図形概念『台形』を例にして-2006

    • 著者名/発表者名
      河野義章
    • 雑誌名

      東京学芸大学紀要 総合教育科学系 57

      ページ: 103-113

  • [雑誌論文] 子どもたちは「台形」の授業で何を学んだか(2)2005

    • 著者名/発表者名
      河野義章
    • 雑誌名

      日本心理学会第69回大会発表論文集

      ページ: 1261

  • [雑誌論文] パワーポイントによる教材開発訓練-算数図形概念『台形』を例にして2005

    • 著者名/発表者名
      日本心理学会
    • 雑誌名

      日本教育工学会第21回全国大会発表論文集 277-278 21

      ページ: 277-278

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公開日: 2007-04-02   更新日: 2016-04-21  

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