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2005 年度 実績報告書

グループ・ディスカッションを中心とした読むことの学習開発に関する基礎的研究

研究課題

研究課題/領域番号 16530593
研究機関広島大学

研究代表者

山元 隆春  広島大学, 大学院・教育学研究科, 助教授 (90210533)

キーワードディスカッション / グループ / 読み / リテラシー育成 / 文学 / 読むことの学習 / 学習開発
研究概要

平成17年度は、研究計画に従いながら本研究全体の集約を行った。
平成16年度から引き続いて行ってきたグループ・ディスカッションを取り入れた読むことの学習に関する研究文献に関する考察をまとめた。平成17年度末に刊行した報告書(私家版)のなかにその成果を集約している。また、別役実「空中ブランコ乗りのキキ」を素材として営まれたグループ・ディスカッションに関する実証的な研究の成果を、学会で発表した(「グループ・ディスカッションによる「読み」の構成」第108回全国大学国語教育学会2005年10月岐阜大学教育学部)。
2年間にわたる研究の成果をA4版150頁余りの報告書にまとめた。「グループ・ディスカッション」を取り入れることが、「読むこと」の学習を一人ひとりのリテラシー育成の場にするということを明らかにすることができた。「読むこと」の授業におけるディスカッションや話し合いの役割をあらためて明確にし得たことが本研究の大きな成果だと言えるだろう。

  • 研究成果

    (4件)

すべて 2006 2005

すべて 雑誌論文 (4件)

  • [雑誌論文] 文学の読みが「対話的」となる条件-"point-driven reading"概念の検討を手がかりとして-2006

    • 著者名/発表者名
      山元隆春
    • 雑誌名

      世羅博昭先生御退任記念論集

      ページ: 113-130

  • [雑誌論文] 「どうしたって行けないけどそれでもぜったい行きたいどこか」に向かって-新しい文学教育のために-2005

    • 著者名/発表者名
      山元隆春
    • 雑誌名

      「これからの文学教育」のゆくえ(右文書院)

      ページ: 298-313

  • [雑誌論文] 文学を「読む」ことの今日的な意味は何か2005

    • 著者名/発表者名
      山元隆春
    • 雑誌名

      中学校国語科教育CD-ROM授業実践資料集 理論編2 4

      ページ: 18-23

  • [雑誌論文] ヌディア・リテラシーと国語教育-自らの居場所を確かめるために2005

    • 著者名/発表者名
      山元隆春
    • 雑誌名

      国語教室の将来のために(学校図書中学校指導シリーズ国語:学校図書)

      ページ: 5-20

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公開日: 2007-04-02   更新日: 2016-04-21  

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