• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2004 年度 実績報告書

「自分づくり」道徳学習プログラムの開発に関する総合的研究

研究課題

研究課題/領域番号 16530612
研究機関昭和女子大学短期大学部

研究代表者

押谷 由夫  昭和女子大学短期大学部, 初等教育学科, 教授 (50123774)

研究分担者 伴 恒信  鳴門教育大学, 学校教育学部, 教授 (70173119)
有村 久春  昭和女子大学短期大学部, 初等教育学科, 教授 (90310391)
小川 哲男  昭和女子大学短期大学部, 初等教育学科, 助教授 (00310392)
清水 満久  昭和女子大学短期大学部, 初等教育学科, 助教授 (30341928)
松本 淳  昭和女子大学短期大学部, 初等教育学科, 講師 (10299969)
キーワード「自分づくり」道徳学習プログラム / 総合単元的道徳学習 / 道徳の時間 / 総合的な学習の時間 / キャラクターエデュケーション / サービスラーニング
研究概要

16年度は特に次の3つを中心に研究を行った。
第1に、資料の収集及び分析である。総合単元的な発想のもとに道徳教育に取り組んでもらっている学校から資料を収集し、実際に取り組まれている事柄について分析を行った。それらをもとに、教育課程全体と子どもたちの生活圏全体を視野に入れながら、道徳学習プログラムのパターンをいくつかを仮説的に明らかにした。
第2に、協力校での観察参加研究である。協力してもらっている学校の子どもたちの実態と具体的取り組みについて観察し、子どもたちの道徳学習がどのようなプロセスで行われるのかを確認し、仮説的にまとめを行った。特に「心のノート」の使い方や学級経営、教育課程全体の経営、道徳の時間経営を中心に分析を行った。
第3に、アンケートの実施及び分析である。第1、第2の分析を踏まえて、特に子どもたちの生活実態と意識に関するアンケート調査を実施した。アンケート調査の対象は、小学校5,6年生と中学生1,2,3年生、小学生、中学生あわせて約2000名である。協力校と一般校との比較をできるようにしている。協力校の効果を確認できるが、詳細な分析は17年度の最初に行い、アンケート結果を基にさらに研究を精緻化していこうと考えている。
第4は、関連文献の収集と分析である。特に新教育課程において新しく取り組まれている総合的な学習の時間や、奉仕等ボランティア活動、道徳の時間に関する実践研究文献、及び、特にアメリカとイギリス及び東南アジアにおける道徳教育の取り組みに関する文献並びに実践事例を収集し、分析を行った。これらも、17年度でさらにテーマに絞った分析を行う。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2005 2004

すべて 雑誌論文 (3件)

  • [雑誌論文] 深まりのある「話し合い」への道しるべ2005

    • 著者名/発表者名
      押谷由夫
    • 雑誌名

      道徳教育 No.557

      ページ: 6-9

  • [雑誌論文] 「道徳の時間」特設批判の再検討2004

    • 著者名/発表者名
      押谷由夫
    • 雑誌名

      昭和女子大学紀要『学苑』 No.765

      ページ: 2-13

  • [雑誌論文] ネット社会でキレない子どもを育てる2004

    • 著者名/発表者名
      押谷由夫
    • 雑誌名

      現代教育科学 No.579

      ページ: 5-7

URL: 

公開日: 2006-07-12   更新日: 2017-04-12  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi