研究課題/領域番号 |
16530626
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
特別支援教育
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研究機関 | 高知大学 |
研究代表者 |
寺田 信一 高知大学, 教育学部, 教授 (00346701)
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研究分担者 |
堅田 明義 中部学院大学, 人間福祉学部, 教授 (60015435)
尾崎 久記 茨城大学, 教育学部, 教授 (40092514)
鈴木 保巳 長崎大学, 教育学部, 准教授 (90315565)
吉川 一義 金沢大学, 教育学部, 教授 (90345645)
松本 秀彦 作新学院大学, 人間文化学部, 准教授 (70348093)
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研究期間 (年度) |
2004 – 2007
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キーワード | 特別支授教育 / 発達評価 / 脳波 / データベース |
研究概要 |
特別支援教育の対象児童・生徒の障害実態を把握する客観的評価法として、学業の到達度評価や行動異常の評価に関する評価法は多く開発され、実際に有効に働いているのに対して、その脳機能の障害を推定する評価法が極めて少ない。その障害が環境要因によるものか、脳機能障害によるものかを診断することは極めて重要である。学業や行動の面では、健常児に関しては大規模なデータの蓄積による規範データと対照することで障害を同定できるが、脳機能の面では大規模な蓄積がなされていない。 そこで、本研究では、平成16年度には、対象となる障害児に必要とされる規範データとして意義のある基礎的脳波記録の計測条件と、属性データを決定した。また、使用するサーバを購入し、立ち上げ準備を始めた。平成17年度には、前年度に決定された計測指標・計測法に基づき、研究分担者がそれぞれの地域において、健常児・障害児データを収集した。高知大学内でグローバルIPを割り振られたサーバを立ち上げ、安全のためFreeBSD(後にFedraに入れ替え)での運用をローカルに始めた。2月に文部科学省よりインターネットを介した情報流出について注意があり、不正アクセスへの防止策について検討したが、有効な防止策を確立するには至らなかった。それを踏まえて、平成19年度は、(1)防止策の確立に向けてデータベースシステムの認証システムを導入し。(2)研究分担者等による健常幼児・児童のデータ蓄積を引き続き行い、(3)原記録と解析プログラムの転送試験を行った。データベースシステムにおける基礎的処理プログラムの運用試験として、オートパワスペクトル計算、誘発電位や事象関連電位に関しては加算平均処理について運用試験を行った。これらの運用試験に基づき解析をした規範データとの対照による発達障害児童の基礎律動の特徴を第26回日本生理心理学会(平成20年度)において発表する。
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