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2005 年度 実績報告書

優秀環とその周辺の研究

研究課題

研究課題/領域番号 16540032
研究機関首都大学東京

研究代表者

川崎 健  首都大学東京, 都市教養学部理工学系, 助手 (40301410)

キーワード優秀環 / Cohen-Macaulay環 / 零化域定理
研究概要

昨年度に得たFaltingsの零化域定理の拡張をさらに強化しK.Raghavanの一様零化域定理(Uniform Annihilation of local cohomology and Koszul complex, Math.proc.Camb.Phil.Soc.112(1992),487-494)を含むようにした.すなわち次の定理を証明した.
定理.Aを可換なNoether環で
(C1)Aは強鎖状
(C2)Aの任意に局所化の形式的ファイバーはすべてCohen-Macaulay
(C3)有限生成A代数のCohen-Macaulay軌跡は開集合
を満たすものとする.Mを有限生成A加群とするとある整数kがあって,任意のAのイデアルI,Jと正整数nに対して次は同値
(1)p【not a member of】V(J)ならばdepthM_p+ht(p+I)/I【greater than or equal】n
(2)i<nのときJ^kH^i_I(M)=0.
また一様Artin-Rees定理に関するC.Hunekeの予想(Uniform bounds in Noetherian rings, Inv.Math.107(1992),203-223,Conjecture 2.13)を肯定的に解決した.

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公開日: 2007-04-02   更新日: 2016-04-21  

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