研究分担者 |
高橋 正 神戸大学, 発達科学部, 教授 (30179494)
宮田 任寿 神戸大学, 発達科学部, 助教授 (30280390)
稲葉 太一 神戸大学, 発達科学部, 講師 (80176403)
垣内 逸郎 神戸大学, 工学部, 助教授 (90091248)
栗木 進二 大阪府立大学, 工学研究科, 教授 (00167389)
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研究概要 |
オーダkの検索可能計画に対してSrivastava (1976)の必要条件をより明確に特徴付けることをを出発点とした。検索の対象を2因子、3因子交互作用(4因子交互作用以上は無視可能)とし、k=2に対する検索可能計画の構成方法を与えた。さらに検索の対象を2因子交互作用(3因子交互作用は無視可能)だけに限定した時、k=3に対する検索可能計画の構成方法を与えた。この場合、選ばれた3因子交互作用のパターンに分類に、グラフ理論からあるグラフの同値類の分類に同等であることを用いた。Shirakura, Suetsugu and Tsuji(2002)によって導入された、ある特殊な組合せ的配列をもつST-array(n, m)を用いて、検索の対象を2因子交互作用(3因子交互作用以上は無視可能)とし場合に、k=1に対する検索可能計画の新たな構成方法を与えた。後半は、検索可能計画の比較のための最適性について検討した。検索可能計画において、実際の未知母数の検索手順を明確にた。その手順に対して、検索可能計画の比較のための最適基準を構築した。導入された検索力を、k=1、2に対する検索可能計画に対して、シュミュレーションにより求め、検索可能計画の比較検討を行った。現在得られた成果は以下の論文にまとめている。 1.Nakamoto, A.,Tazawa S.and Shirakura, T.: An alternative enumeration of self-complementary graphs(投稿中) 2.Jun-Peng, T., Suetsugu, T.and Shirakura, T.: Optimality and comparison of search designs by computer simulation(仮称、準備中)
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