研究課題
研究の主たるテーマは、ニュートリノの観測事実に基づくSO(10) GUT模型である。我々の模型はpredictive and minimal GUT modelとして、世界の先端を行くものである。すなわち、繰り込み可能で、minimalなSO(10)模型として、ごく自然に導かれる模型で、それ以上に何の仮定をおくことなく、quark-leptonのすべての観測事実を説明できる。最近のKamLANDなどのデータから2002年度に与えたデータ・フィットは、特にニュートリノの質量の2乗比で、合わなくなっているが、それは、インプットするデータのambiguity(例えば、strange quarkの質量の不定性を想起せよ。top quarkの質量でも、結果は微妙に動く)に部分的には、吸収される。もっと重要なことは、今まで無視してきたthreshold correctionをも取り込んだprecision calculationsがぜひとも必要なのである。そのための材料は、下記のクロアティアの研究者との共同論文で、準備した。ここでは、SO(10)から、標準模型にいたる対称性の破れとヒッグスの質量スペクトルが与えられている.すなわち、標準模型からいっきにGUTスケールですべての重い質量が生ずるのでなくて、標準->超対称性の回復->Intermediate scale (SU(5) or Pati-Salam)->SO(10)といったプロセスをたどる繰り込み群方程式を考慮して、quark-leptonの低エネルギー実験事実や、ゲージ結合のunification、陽子崩壊を総合的に扱わなくてはならない。この総合的テーマに我々は、まだ成功していないが、このような総合的な枠組みで、理論を展開しているのは、世界で我々のグループだけである.
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Journal of Mathematical Physics 46
ページ: 633505
HEP-PH 0401213 (印刷中)
JHEP 409
ページ: 52
Proceeding of the Eigth International Workshop on Tau Lepton Physics (Tau04), Nara new public hall, Nara, Japan 14-17 September, 2004.