研究課題
下記の通り研究を実施し、前期の4月から9月まで基礎的な研究を行なった。共同研究者との分担としては、(1)の予備実験を越智光明が担当した。(2)と(3)のコンピューターを用いた画像処理、およびGVSPM法のシミュレーションは、武居昌宏が担当した。またさらに、前期の間にも平行して、プロセストモグラフィーの製作のための基本設計の打ち合わせを行った。この担当は武居昌宏であった。後期の10月から翌年2月までは、プロセストモグラフィーの製作を行った。このとき、各種の水静止物体と移動物体をセンサ内に挿入し、その抵抗値の妥当性を定性的に検討し、センサの各周波数条件を変化させ、精度が高くなるようにセンサを調整した。この担当は武居昌宏が行った。(実施状況)4〜5月は(1)予備実験として、比較的大きな管路径のチャンネル内の粒子挙動をプロセス・トモグラフィーにより可視化を行い、データーを取得した。6〜7月は(2)ウェーブレット画像処理し特徴を抽出した。(1)と(2)は来年度以降の実施予定のマイクロPTのための基礎データーとなる予定である。8〜9月は(3)GVSPM法のシミュレーションとして、ベクトル型サンプルパターンマッチング法として、画像再構成シミュレーションを行い、マイクロチャンネル内の流れにおいても、実現可能かどうか検討した。10〜12月は(4)プロセストモグラフィーの詳細設計と製作として、法政大学電気工学科の斎藤教授の助言も得ながら、実際に電極を管路内に配置させセンサの詳細設計をした。1〜2月(5)プロセストモグラフィーの調整として、センサ特性を調整し、各種水の抵抗の測定を行なった。3月(6)フェーズ1の評価・まとめとして、本研究の有用性の評価を行った。
すべて 2005 2004
すべて 雑誌論文 (6件)
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