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2005 年度 実績報告書

マイクロチャンネルを流れるガス流の熱伝達に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 16560189
研究機関首都大学東京

研究代表者

浅古 豊  首都大学東京, 都市教養学部理工学系, 教授 (20094253)

キーワードマイクロチャンネル / ガス流 / 熱伝達
研究概要

マイクロチャンネルはマイクロ熱交換器やマイクロリアクターなど,さまざまな分野での利用が予想され,その流れと熱伝達に関する研究が精力的に行われている.しかし,マイクロチャンネルを流れるガス流の熱伝達について系統的に調べたものはなく,現状ではマイクロチャンネルを流れるガス流の伝熱量を推定できない.本研究の目的は 1.マイクロチャンネルの熱伝達について数値解析を行い,その特性を明らかにし,マイクロチャンネルを流れるガス流の伝熱量の推定法を確立すること. 2.数値解析結果の検証 である.
1.については壁面でのスリップの影響が十分に小さく,圧縮性と粘性消散の影響が支配的と考えられる流路高さが10〜100μmの平行平板流路を流れるガス流について数値計算を行い,壁面の熱的条件が等温および等熱流束の場合の熱伝達特性を明らかにし,さらに通常サイズのチャンネルを流れる非圧縮流れの伝熱量をベースにした伝熱量の推定法を提案した.さらにマイクロチューブの場合についても同様に伝熱量の推定法を提案した.
2.についてはマイクロチューブ出口のガス温度をレーザー誘起蛍光法で測定し,数値解析結果との比較を行い,レーザー誘起蛍光法によるマイクロチャンネルを流れるガス温の測定の可能性について検討を加えた.

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2005

すべて 雑誌論文 (1件)

  • [雑誌論文] Effect of Compressibility on Gaseous Flows in a Micro-tube2005

    • 著者名/発表者名
      Y.Asako K.Nakayama T.Shinozuka
    • 雑誌名

      International Journal of Heat & Mass Transfer 48・23-24

      ページ: 4985-4994

URL: 

公開日: 2007-04-02   更新日: 2016-04-21  

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