研究課題
概要プロセッサおよび汎用ディジタル回路の電力モデルとソフトウエアの電力解析手法を確立したシステムレベルにて電力解析を行うための全体システムの内、骨組みとなる以下の部分の開発およびその評価を実施、その成果を、国内研究会で発表を行った。(3件、内1件は査読つき国内学会、2件は招待講演)また、JPEG2000の画像圧縮用回路に本手法を適用し、システムレベルにて高精度の電力解析ができることを確認した.(1)プロセッサおよび汎用ディジタル回路の電力モデルとライブラリシステム(2)RTLの電力解析システム(3)ソフトウエアの電力解析システム研究実績・米国サンディエゴで開催のDesign Automation Conferenceおよび米国ニューポートビーチで開催のInternational Symposium for Low Power Designに参加し、Gajski教授はじめ、関連分野の研究者と面会し技術動向調査と技術討議を実施した.・プロセッサ、プロセッサ上でのソフトウエア、および、汎用ディジタル回路に関して、消費電力のモデル化手法を確立した.・消費電力モデルのデータベースシステム、および、高位合成システムを開発した.・JPEG等の小規模画像処理アルゴリズムを例に、ハードウエアとソフトウエアの分割時に本研究による電力解析モデルを適用し、実用性評価を実施した.今後の予定・上記実績に基づき、2005年3月から4月にかけて査読つき国内学会、国内論文誌、および、国際学会への投稿を行う.・平成17年度は、今年度成果に基づき、アナログおよび専用カスタム回路への展開を行う.
すべて 2005
すべて 雑誌論文 (3件)
情報処理学会 研究報告 2004-SLDM-115
ページ: 19-21
情報処理学会関西支部VLSIシステム研究会報告 Vol.2004,No.7
ページ: 1-6
情報処理学会 DAシンポジウム2004論文集 Vol.2004,No.8
ページ: 307-312