研究課題
概要システムレベル電力解析システム(プロト)を完成し、画像システム設計に適用した以下の特徴を有するシステムレベルにて電力解析システムのプロトを開発、その評価を実施.その成果を、国内外の学会で発表を行った.(12件、内2件は国際学会(査読つき))また、JPEG2000の画像圧縮用回路に本手法を適用し、システムレベルにて高精度の電力解析ができることを確認した.(1)機能部品やそれぞれの詳細設計情報を高精度かつ高速計算可能な形でモデル化(2)バスやメモリの構成などRTL設計の最適化結果を高精度に推定する機能を提供(3)ソフトウエアの電力解析システム研究実績・米国開催のDesign Automation ConferenceおよびInternational Conference of Computer Aided Designに参加し、Gajski教授はじめ、関連分野の研究者と面会し技術動向調査と技術討議を実施した.・論理回路およびRTレベルにおいて、従来並みの高精度で、電力シミュレーション時間を訳10倍高速化を実現する手法を確立し、学会報告を行なった.・システムレベルでの高効率消費電力モデルのデータベースを開発し、学会報告を行なった.・JPEG等の小規模画像処理アルゴリズム開発に開発した新手法を適用し、従来に比べて高精度の電力解析が行えることを確認した.残された課題・本研究の一応用として、電池駆動の超低電力システムにおける電力解析についても検討したが、これは、電源制御の新しい方法の確立が必要である.・低電力化だけでなく、低電圧での動作の信頼性確保のため、本研究の発展としての電源物理設計系の高効率安定化方法の確立が急務である.(次期テーマとして、科研申請を行なった.)
すべて 2006 2005
すべて 雑誌論文 (12件)
電子情報通信学会研究報告
電子情報通信学会研究報告 Vol.2005
Proc.Synthesis and System Integration of Mixed Technologies (to be published)
システム制御情報学会研究発表会講演論文集
情報処理学会研究報告 Vol.2005, No.102
ページ: 203-208
ページ: 185-190
ページ: 55-60
情報処理学会関西支部大会予稿集 Vol.2005
ページ: 177-178
ページ: 153-154
Proc.IEEE Third International Workshop on Intelligent Data Acquisition and Advanced Computing Systems
ページ: 222-226