研究課題/領域番号 |
16560362
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研究機関 | 山梨大学 |
研究代表者 |
武藤 真三 山梨大学, 大学院医学工学総合研究部, 教授 (10020497)
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研究分担者 |
森澤 正之 山梨大学, 大学院医学工学総合研究部, 助教授 (30220049)
本間 聡 山梨大学, 大学院医学工学総合研究部, 助手 (70362085)
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キーワード | プラスチック光ファイバ(POF) / 光排尿・排便センシング / 介護・看護支援 / POF有機酸センサ / 言語機能障害者 / POF型光無音声マイクロホン / 無呼吸症候 / インテリジェント化 |
研究概要 |
(1)「排尿・排便状態光センシング用のPOF型光有酸センサ〕の開発 昨年度に引き続き、寝たきり老人・病人の排尿・排便状態や嘔吐状態などをすばやく検知し、当人と介護者双方の精神的・肉体的負担軽減を図ることを目的に、排尿・排便・嘔吐中の有機酸検出用POF型有機酸センサの開発に取り組んだ。その結果、酢酸や乳酸などの濃度數%をすばやく検知できるPOF型有機酸センサを開発することができた。これはそのまま食品などの鮮度や酸味センサとしても利用可能である。検出感度をあと1桁改善すれば、目的とする介護支援センサとして利用できるところに達する。引き続きこの研究を進めたい。 (2)「言語機能障害者のためのPOF型光無音声マイクロホン」の開発 昨年度に引き続き、言語機能障害者のために音声が出せない人の会話支援と目的としたPOF型無音声マイクロホンについて研究した。これは"呼気中の水分分布パターンを複数本のPOF型水分センサで禁出して無音声認識を行之"という他に例を見えい方式を用いたもので、認識処理法などの改良進めた結果、無音声母音については、複数の盲者に対して認識率90%以上という良い結果が得られるようになった。そこで、無音声子音についても認識率向上を実現するため、POF型水分センサの応答速度の更なる改善も行い、無音声子音の「か」,「さ」「たなどについは特徴抽出ができるところまできた。引き続き更なる応答速度の改善に努め、言語機能障害者のための「POF型光無音声マイクロホン」として実際に利用できるところまでこの研究を進めたい。 (3)「POF光呼吸状態センサ」の開発 昨年度に引き続き、睡眠時無呼吸症候群や寝たきり老人・病人の呼吸状態センシングを目的としたPOF型呼気水分センサの特性改。について研究した。水分膨潰敗ポリマーの探索とクラディング法の改寅によって応答速度が0.5秒という高速化が実現でき、種々の異常呼気のセセシングも可能となった。この結果は(2)にも応用でき、その進展に役立った。 以上、当初目的とした研究を概ね遂行することができた。
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