研究課題
1.年度当初の計画概容年度当初、以下の計画を立てた。1)動的数学モデルの再構築初年度に確立した数学モデルをベースに、磁気飽和を考慮した数学モデルの構築を目指す。2)低中速度用の位相推定法の検討低中速度域で有効な回転子位置推定法して、初年度構築した外乱オブザーバに加えて、状態オブザーバによる回転子位置推定法の検討し、この確立を目指す。また、外乱オブザーバ、状態オブザーバが、磁気飽和の下でも利用できるように、その改良を目指す。2.年度実績以下の実績を得た。1)動的数学モデルの再構築同期リラクタンスモータに関し、一軸方向への磁気飽和を持つ動的数学モデルを構築した。ただし、両軸の相互干渉磁気飽和をもつ動的数学モデルは未完。2)低中速度用の位相推定法の検討昨年度から継続である同期リラクタンスモータのための外乱オブザーバに関する成果が計測自動制御学会論文集に採録・掲載された。また、低中速度域で新たな回転子位置推定法して、最小次元状態オブザーバ(D因子状態オブザーバ)を構築し、固定座標系上及び回転座標系上での正常動作をシミュレーションで確認した。
すべて 2005
すべて 雑誌論文 (6件)
電気学会論文誌 Vol.125-D, No.1
ページ: 115-116
電気学会論文誌 Vol.125-D, No.3
ページ: 212-220
IEEE Trans.Industry Applications Vol.41, No.3
ページ: 825-833
電気学会論文誌 Vol.125-D, No.8
ページ: 830-831
計測自動制御学会論文集 Vol.41, No.11
ページ: 934-936
電気学会論文誌 Vol.125-D, No.12
ページ: 1129-1139