• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2006 年度 実績報告書

水圏のアルカリ性ホスファターゼ活性に影響を与える要因

研究課題

研究課題/領域番号 16580272
研究機関大阪教育大学

研究代表者

廣谷 博史  大阪教育大学, 教育学部, 助教授 (70218858)

キーワードアルカリ性ホスファターゼ / ため池 / 細菌 / 藻類 / 底泥
研究概要

藻類や細菌によって生産されたアルカリ性ホスファターゼの活性が,様々な環境要因や微生物相互の関係によってどのような影響を受けるかを明らかにすることを目的として,以下の研究を行った。
1.奈良県香芝市の籏尾上池及び籏尾下池を対象として,2002年度以降毎月一度行っている水質調査を続行して,アルカリ性ホスファターゼ活性の経月変動と,水質ならびに微生物学的要因との関係を検討した。
2.無光層において細菌によるアルカリ性ホスファターゼに影響を持つ要因を調べるために,細菌を長期培養した。その結果,細菌が生存しているが培養できない状態に陥ることが原因でアルカリ性ホスファターゼの産生能が失われるわけではないことがわかった。
3.海外や国内の湖沼や河川で蓄積されてきた,アルカリ性ホスファターゼに関する知見,及び藻類や細菌の培養実験方法,リン吸収・蓄積に関する知識を得るために関連資料の収集行った。

URL: 

公開日: 2008-05-08   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi