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2005 年度 実績報告書

ネットワークを活用した医学専門用語の自動コーディングシステム構築手法に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 16590418
研究機関東京大学

研究代表者

波多野 賢二  東京大学, 大学院・医学系研究科, 助手 (60311619)

研究分担者 大江 和彦  東京大学, 医学部附属病院, 教授 (40221121)
キーワード医学専門用語 / 自動分類 / XML Webサービス / 分散メソッド / ICD10
研究概要

前年度に引き続き、病名用語に対するICD10(国際疾病分類第10版)分類コードの自動コーディングをターゲットとして研究を行った。ICD10の既知のコーディングルールをプログラム処理が可能な文字列正規表現に変換して自動コーディングを行う手法では、コーディングの正答率が2-30パーセントと不十分であった。そのため今年度は病名用語をコードが既知の病名とそれに連結する修飾語要素に分解し、要素(病名と修飾語)の組み合わせとICD10コードの関係をパターン化し、自動コーディングに利用可能な規則性を抽出する方針とした。既存の標準病名用語集に収載された約19000の病名用語を、病名と修飾語の要素に分解することにより、9600通りのICD10コード変化パターンを抽出し、自動分類に利用可能なコードパターンの規則性の存在について検証を行った。本研究年度末の時点では、一般的なコードパターン規則性の把握には至っていないが、部分的にいくつかの特徴的なパターンを見出すことにより、自動コーディングシステムの基礎となるデータを抽出した。XML Webサービスのリモートメソッド提供するサーバー(URL http://www.dis.h.u-tokyo.ac.jp/byomei/webservices)においては、病名用語のICD10自動分類などの用語処理を行う分散メソッドを実験的に公開するとともに、検体端末などのクライアントからそれらを利用するアプリケーションを開発し実用性に関して検証を行った。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2005

すべて 雑誌論文 (2件)

  • [雑誌論文] 合成語病名用語に対するICDコードマスターの開発2005

    • 著者名/発表者名
      波多野 賢二, 大江 和彦
    • 雑誌名

      医療情報学 25(Suppl)

      ページ: 943-944

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
  • [雑誌論文] 電子カルテと医療情報の標準化2005

    • 著者名/発表者名
      波多野 賢二, 大江 和彦
    • 雑誌名

      メディカル・サイエンス・ダイジェスト 31

      ページ: 9-11

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より

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公開日: 2007-04-02   更新日: 2016-04-21  

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