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2004 年度 実績報告書

骨格筋のリモデリング:正常筋および病的筋における線維タイプ決定の分子機構

研究課題

研究課題/領域番号 16590853
研究機関大阪医科大学

研究代表者

古玉 大介  大阪医科大学, 医学部, 助手 (70291987)

研究分担者 大澤 仲昭  学校法人藍野学院, 藍野加齢医学研究所, 所長 (90010090)
キーワード骨格筋 / 速筋 / 遅筋 / 分化 / 再生 / 遺伝子発現
研究概要

本研究において「線維タイプ決定シグナル」のスクリーニングは、線維タイプの性質決定に密接に関わる遺伝子(タイプ1線維におけるミオグロビンなど)、各線維タイプで特異的に発現する遺伝子(例えばタイプ2A線維におけるミオシン重鎖IIAアイソフォーム)の転写活性を指標におこなう(例えば、ミオグロビン遺伝子やトロポニンI fast遺伝子の転写活性を促進し、ミオシン重鎖IIA遺伝子の転写活性を抑制するものを「slow fiber switch」候補とする)。この作業を繰り返し、複数の遺伝子において共通したシグナルを探すことにより、候補シグナルを絞り込んでゆく。次に、in vitroの薬理学的実験あるいは遺伝子導入実験により、絞り込まれた候補シグナルにより実際に骨格筋細胞で線維タイプ特異的遺伝子発現が変化するか(すなわち線維タイプスイッチが入るか)否かを確認する。本年度は、すでに準備済みのレポータープラスミド(主に遅筋特異的転写調節レポーター)を用いて線維タイプ決定シグナルの検索を開始するとともに、さらに他の線維タイプ特異的発現遺伝子発現レポーター(主に速筋特異的レポーター)の構築を行った。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2004

すべて 雑誌論文 (1件)

  • [雑誌論文] Post-Ischemic Intraventricular Administration of FGF-2 Expressing Adenoviral Vectors Improves Neurological Outcome and Reduces Infarct Volume After Transient Focal Cerebral Ischemia in Rats.2004

    • 著者名/発表者名
      Watanabe-T et al.
    • 雑誌名

      J Cerebral Blood Flow and Metabolism 24

      ページ: 1205-1213

URL: 

公開日: 2006-07-12   更新日: 2016-04-21  

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