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2004 年度 実績報告書

術後高次脳機能障害に対するグルタミン酸NMDA受容体拮抗性麻酔薬の治療効果

研究課題

研究課題/領域番号 16591564
研究機関帝京大学

研究代表者

後藤 隆久  帝京大学, 医学部, 教授 (00256075)

研究分担者 石黒 芳紀  帝京大学, 医学部, 助教授 (40232285)
高田 真二  帝京大学, 医学部, 講師 (90226788)
坂本 英俊  帝京大学, 医学部, 助手 (90349267)
花田 諭史  帝京大学, 医学部, 助手 (10365976)
森田 茂穂  帝京大学, 医学部, 教授 (60143476)
キーワード高次脳機能 / 手術 / 麻酔 / NMDA受容体
研究概要

本研究、全身麻酔下にて3時間以上の腹部および整形外科大手術をうける60歳以上の患者を対象とし、グルタミン酸NMDA受容体拮抗作用が強い2種類の麻酔薬であるケタミンとキセノンが、術後認知機能低下を改善するという仮説を検証するための研究である。本年度は平成16年度から3年計画で行われる研究の1年目にあたる。交付された研究費は、予定通りその半分以上をキセノンガスの購入に用いた。また、以前の科学研究費補助金で購入し、これまでデータ採集および処理に用いてきたコンピュータが故障したので、本年度の補助金でそれらの修理および更新を行った。本年度の最中に、対象患者のかなりの部分を提供してくれるはずだった外科医と我々麻酔科との間に、本研究とは関わりのない患者の件で揉め事が起き、信頼関係が揺らぐという不測の事態があった。そのため対象患者のリクルート開始が遅れたが、研究そのものはスタートすることができた。比較研究は盲検法でおこなうため、中間結果がどのようになっているかは現時点では不明である。麻酔薬そのものによるトラブルは現時点までではないので、今後とも、予定通り研究を続行する所存である。

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公開日: 2006-07-12   更新日: 2016-04-21  

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