本年度の研究経過 (1)、妊娠120日前後の妊娠ヒツジを開腹し、胎仔の脳鏡動脈、冠動脈、頚動脈、大腿動・静脈にカテーテル類および脳血流測定用の埋め込み型レーザードプラ血流計および臍帯に可変式オクルーダを設置する。 (2)、術後4〜7日後に母仔の回復を確認後、膀帯オクルーダの閉塞1分、開放3分を20回繰り返し、虚血再還流モデルを作成した。 (3)局所血流中のアデノシン濃度を測定し、測定した血流量との関連を検討する。 (4)(1)、(2)で作成した虚血再還流モデルに加えて、直径15〜300μmのカラーマイクロスフェアを4種用い塞栓モデルを作成中である。
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