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2004 年度 実績報告書

鼻副鼻腔粘膜病態におけるNO-superoxide systemの研究

研究課題

研究課題/領域番号 16591730
研究機関日本大学

研究代表者

久松 建一  日本大学, 医学部, 講師 (60165107)

研究分担者 牧山 清  日本大学, 医学部, 講師 (00139172)
茂木立 学  日本大学, 医学部, 助手 (50366598)
井上 肇  聖マリアンナ医科大学, 医学部, 講師 (60193603)
キーワード粘膜上皮細胞 / inducible nitric oxide thyntase / xanthineoxidase / cyclooxigenase-2 / IL1 β / IFN-γ / TNF-α
研究概要

手術時に得られた鼻甲介粘膜、鼻ポリープより上皮細胞を分離、epidermal growth factor (EGF)を用い7日間培養の後、10ng/mLのIL1β、IFN-γ、TNF-α混合物(cytomix)で刺激後6-8時間後の上皮細胞のxanthineoxidase (XOD), cyclooxigenase-2 (COX-2), inducible nitric oxide snthase (iNOS)のmRNAについて検討した。24時間incubation後の粘膜上皮細胞のiNOS活性(U/mL)について検討した。Preliminary dataであるが24時間培養後のiNOS活性に及ばすEGFの影響については、EGF無添加のmediumを用いた場合はiNOS活性の低下を認めた。また、EGF添加量について検討したが、0.06mM Ca溶液添加のEpiLife^<TM>に通常量のEGFを加えた培地、1/4量のEGFを加えた培地で比較したが1/4 EGF添加mediumで必ずしも24時間後のiNOS活性は低下していなかった。
iNOS活性が検出された同一個体の培養粘膜上皮細胞をcytomixで0時間、8時間、12時間刺激してiNOSmRNAを検討したがiNOSmRNAを検出することが出来なかった。そこで、cytomixによる刺激時間をさらに短縮して1時間後にRT-PCR、24時間後にiNOS活性を検討中である。今後、新しいプライマーを用いてiNOSmRNAの検討、XODおよびCOX-2rnRNAの検討の予定である。

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公開日: 2006-07-12   更新日: 2016-04-21  

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