研究概要 |
1)EGF family、抗菌ペプチドの作成およびその抗体の作成 (1)EGF familyであるEGF、TGF-α、amphiregulin、epiregulin、HB-EGFおよび抗菌ペプチドであるhuman beta-defensin 1,2,3,4およびCAP18の大量作成を行った。 (2)作成した上記のタンパク、ペプチドを用いてポリクロナル抗体を作成した。 2)角化細胞の自然免疫機構の解明 (1)EGF familyによる抗菌ペプチド産生誘導 上記にて作成したEGF familyを培養細胞に添加して、抗菌ペプチドの発現をmRNAはRT-PCR、real-time PCRにて検討し、それぞれの遺伝子レベルでの発現を確認した。 (2)細菌による刺激 各培養細胞に黄色ブドウ球菌、溶血性連鎖球菌、大腸菌、桿菌などのざそう桿菌などの細菌を加え、抗菌ペプチド、サイトカイン、ケモカインを中心としてどういう遺伝子が誘導されることをreal-time PCRにて確認した。 (3)TLRの特異的なリガンドによる刺激 各培養細胞をペプチドグリカン、poly(I:C)、LPS、imidazoquinoline、CpG DNAで刺激し、同様に発現遺伝子を検索し、確認した。
|