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2005 年度 研究成果報告書概要

Two layer法による審美修復に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 16591924
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 保存治療系歯学
研究機関日本大学

研究代表者

安藤 進  日本大学, 歯学部, 講師 (40120365)

研究分担者 宮崎 真至  日本大学, 歯学部, 教授 (70239391)
細矢 由美子  長崎大学, 大学院医歯薬学部総合研究所, 助教授 (80112803)
研究期間 (年度) 2004 – 2005
キーワード光重合型レジン / CIEL*a*b* / 色調適合性 / Two Layer法
研究概要

近年,歯冠色を再現するためにエナメル.色,デンティン色など多彩な色調を有する光重合型レジンが市販されている。しかし,臨床の揚でそれらを適切に組み合わせ天然歯に近い歯冠色を表現するには長時間を要する操作となっている。短時間で適切なレジンの組み合わせを決定するには,個々のレジンの組合せによる色調適合性および背景色の遮断効果についての色彩学的調査が必要である。
本研究は光重合型レジンの厚さの違いが色調変化に及ぼす影響を調査した。
8種類の光重合型レジン(エステライトΣOA2,A2,グラディアダイレクトAO2,A2,フィルティクシュープリームA2D, A2E,ソラーレAO2,A2)のそれぞれの製品を用い,直径8mmで厚さ0.1〜4.Ommのディスクを製作した。高速分光光度計で光照射後直ちに測色し,色の表示はCIEL*a*b*を用い,統計処理はターキー法により行った。
その結果,次のような結論を得た。
1.白板および黒板背景色の影響を受けないSingle Layerの厚さは,ESOA2およびGDAO2で2.OmmおよびFSA2Dで3.Ommを示し色調遮弊性が認められた。
2.A2板およびA9板背景色の影響を受けないシングルレイヤーレジンは,SOAO2.GDAO2,ESOA2,ESA2,SOA2,FSA2E, GDA2の順で色調遮断効果が認められた。
3.A4板の背景色を遮断しA2板との色調再現性に優れたTwo Layer法の組合せはGDAO2の1.5mmとGDA2の0.2または0.3mmの組合せであった。
4.本研究は光重合型レジンの色調適合性を評価する方法として有効であることが示唆された。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2006

すべて 雑誌論文 (2件)

  • [雑誌論文] Two layer法による光重合型レジンの色調適合性2006

    • 著者名/発表者名
      安藤進 他
    • 雑誌名

      日本歯科保存学雑誌 49・5

      ページ: 590-600

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
  • [雑誌論文] Color Match of Resin Composite with Two-layer Technique2006

    • 著者名/発表者名
      Ando Susumu et al.
    • 雑誌名

      Japan J Cons Dent 49-5

      ページ: 590-600

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より

URL: 

公開日: 2008-05-27  

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