研究概要 |
平成16年度には、予備実験として、感情プロフィールおよび疼痛症状に対する質問表の妥当性の確認を行いました。さらに、精神神経免疫学的パラメータの検査・分析方法の検討を目的として、平成17年度に計画している「精神神経免疫学的パラメータによる顎関節症における疼痛の臨床疫学的検討」を行うために、唾液採取に際し,採取時間帯や採取時の精神状態がどのように影響するのかを検討を行っています。 上記に関連し、平成16年度は下記の学会発表および次頁の紙上発表を行いました。 1.黒住琢磨、矢谷博文、石垣尚一、森重恵美子、中江佳代:顎関節症患者の細病態別にみた感情プロフィールの特徴,第18回日本顎頭蓋機能学会学術大会、2004年9月11日、大阪. 2.石垣尚一、廣川雅之、森重恵美子、矢谷博文:TMD患者の慢性筋痛に対する認知行動療法の有効性、第20回日本歯科医学会総会、2004年10月30、31日、横浜. 3.岡本憲明,石垣尚一,森重恵美子,黒住琢磨,廣川雅之,中江佳代,鈴木英史,矢谷博文:Multidimensional Pain Inventory(MPI)日本語版の内容および構成概念妥当性の検討,第9回日本口腔顔面痛学会学術大会,2004年12月12日,福岡. 4.中江佳代,森重恵美子,石垣尚一,戸田雅裕,森本兼曩,矢谷博文:顎関節症患者の細病態分類別にみた心理プロフィールの特徴,平成16年度日本補綴歯科学会関西支部学術大会,2005年1月23日,大阪.
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