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2004 年度 実績報告書

口腔インプラントの骨結合を促進する遺伝子導入法の検討

研究課題

研究課題/領域番号 16591948
研究機関岡山大学

研究代表者

鈴木 康司  岡山大学, 医学部・歯学部附属病院, 助手 (30304322)

研究分担者 窪木 拓男  岡山大学, 医歯学総合研究科, 教授 (00225195)
完山 学  岡山大学, 医学部・歯学部附属病院, 講師 (90294420)
峯 篤史  岡山大学, 医学部・歯学部附属病院, 助手 (60379758)
キーワード遺伝子導入 / 結合組織成長因子 / アデノウイルスベクター
研究概要

インプラント周囲骨の骨増生法を開発することを目的に,まず,遺伝子導入によく用いられているアデノウイルスベクターに骨芽細胞増殖因子のひとつである結合組織成長因子(Connective Tissue Growth Factor, CTGF)を組み込む実験を行った.導入に用いるアデノウイルスベクターは一過性発現ベクターで,その効果の持続には限界があり,遺伝子導入ベクターを生体内で一定期間留まらせることができるシステムが必要となるが,はじめにLacZ発現アデノウイルスベクターを用いてのin vitroにおける遺伝子導入の効率,発現時間の検討を行った.
1.β-galactosidaseとCTGF遺伝子を発現するアデノウイルスベクターの作製
レポーター遺伝子であるβ-galactosidase,骨形成促進因子であるCTGF遺伝子とその転写制御を行うプロモーター(CAGプロモーター),転写されたmRNAの安定性に必要なポリA部位から構成される外来遺伝子発現ユニットを有するプラスミドDNAをアデノウイルスゲノムDNAとヒト胎児腎細胞由来293細胞へco transfectし,相同組み換えによりアデノウイルスベクターを作製した.
2.LacZ発現アデノウイルスベクターを用いてのin vitroにおける導入効率の検討
マウス骨芽細胞株MC3T3-E1 cellを使用し,遺伝子導入の効果を,X-gal染色,β-gal活性測定,RT-PCRにより導入効率,発現期間を検討していたが,アデノウイルスの感染効率が低く,現在,原因を検討中である。

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公開日: 2006-07-12   更新日: 2016-04-21  

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